才能の掛け算で自身の価値を高めよう

仕事

「わたしは何の取り柄もない」

高い学歴や過去の輝かしい経歴を持つ人と自分を比較し、このように感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに優秀な方はたくさんいます。頑張れば頑張るほど優秀な方がいることに気づくということもあるでしょう。

しかし、そんなあなたでも、今まで培ってきた能力や個性に、新たな才能を加えることで、唯一無二の存在になれます。自分がなりたい理想像に近づくためにはどんなスキルを追加すべきか考えてみましょう。

就職活動の履歴書や面接等で長所を聞かれても個性のある回答が思いつかない。そんな方にもお役に立てる内容になっているかと思います。

多彩なスキルの組み合わせで考える

わたしは経理部に所属しており、会計の資格(日商簿記2級)を保有しております。経理部には同じ資格を保有しているメンバーが複数人いますが、それぞれが簿記意外の得意な能力を活かしながら唯一無二の存在として活躍しています。具体例をもって紹介しましょう。

会計×Excel

同僚A君はExcelの能力がピカイチです。日々の仕事でExcelを多用しております。

関数やパワーピボット、マクロなどExcelは奥が深いですが、彼の資料はそれらを使いこなすだけではなく、チームのExcelスキルに合わせて皆が使いやすいものになっています。きっと頭の中が論理的に整理さており、かつ相手のことを思いやることが出来る。そんな彼の要素が現れているように思います。

彼は経理部のみならず、多くの部署からExcelの相談がくるなど信頼を得ております。

会計×英語

同僚Bさんは経理としてはまだ経験の少ない未熟な若手社員です。

しかし、英語が堪能で海外の子会社とのやりとりは右にでるものはいません。電話で流暢な英語を話している姿をみると、海外語に疎いわたしは毎回関心してしまいます。稀に会社の代表電話に外国語で電話がかかってくることがありますが、そんな時も彼女に頼りっぱなしです。

会計×交渉力

同僚Cさんは持ち前の明るさと物腰の柔らかい話し方をする方です。

経理部は会計基準や、社内規程などを主張の軸として話をしてしまいがちです。その主張は決して間違ってはいません。しかし相手を怒らせてしまったり、遺恨を残すようなことになっては今後の仕事にも影響が出てしまいます。

Cさんは相手の立場を尊重した上で、かつ経理部としての主張も相手に理解して貰い話をまとめあげます。

上司もCさんになら社内調整を安心して任せられると太鼓判を押しています。

会計以外のスキルとの掛け算でも間違いなく必要な能力です。生まれ育った環境で身につけた性格も立派な武器になります。

やる気×元気

ふざけているようですが、真面目です(笑)

やる気と元気がある人は自らチャンスを取りに行きます。

また、先輩社員としても頑張っているからチャンスを与えたいと思ってくれることでしょう。

年齢を重ねた方が、自分の取り柄がやる気と元気だけ。それでは少し寂しい気もしますが、それでもないよりもマシ!

わたし自身、中堅と呼ばれる年齢ですが、やる気と元気を忘れず取り組まないといけませんね。

まとめ

わたしが所属する経理部を事例にご紹介しましたが、この才能の掛け算を3つ、4つと増やしていくことで職場でなくてはならない存在になるでしょう。

あなたの理想像はどんな姿ですか?そのために必要なスキルはどんなものがありますか?意識的にこのスキルを増やす(伸ばす)ことでキャリアアップを目指しましょう。

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